相原電機は、新製品の耐雷トランス「SSTシリーズ」を近く発売する。
近年、地球温暖化などにより落雷事故が増加、FA機器をはじめ、あらゆる電子機器で被害が増加している。特に誘導雷は近くの樹木などに落雷しても、建物の中の電子機器に被害を与える。
「SSTシリーズ」は、電解分布を分析し合理的に雷サージを低減するシステムで、誘導雷の電圧を1000分の1に低減する。
新型サージ保護デバイス(SPD)を採用し、60dBでサージ低減率を大幅にアップするとともに、小型化を実現した。従来の碍子端子をなくし、端子台を合理化、配線作業がしやすくなった。
単相で周波数は50/60Hz対応。絶縁種別はB種。容量は500VAから3kVAまで5タイプ。電圧はF110―R100/100、F220―R200/100、F220―R200/200。
なお、同社では従来品と比べ20~40%の軽量化と、10~20%のコンパクト化を実現した、究極の軽量・コンパクト変圧器「CLBシリーズ」も好評発売中。
(http://www.e‐aiharadenki.co.jp)