日本電気制御機器工業会(NECA、山田義仁会長)は、「経営セミナー2011」を東京・三田のNNホールで7日開催、45人が参加した。
今年で6回目となるこのセミナーは、その時々のタイムリーなテーマで、経営の参考にしてもらおうと開催している。
今回は、「我が国産業を巡る現状と対策について」と題して、経済産業省経済産業政策局経済産業政策課政策企画官の小林浩史氏と、「ITを活用した持続可能な未来社会―M2Mを軸としたビジネストレンド」と題し、NTTデータ技術開発本部ロボティクスインテグレーション推進室長の風間博之氏がそれぞれ講演した。
小林氏は大震災発生に伴う経済的な影響と、円高・産業空洞化に対応した第3次補正予算の方向性などを解説した。
風間氏は、持続的な経済成長に向けてのITの果たす役割、特にスマートグリッド、スマートシティなどの動向と展望を分かりやすく紹介した。