スイッチ事業拡大へ日開タッチパネル販売に力

日本開閉器工業(大橋智成社長)は、スイッチ事業拡大へタッチパネルの拡販に注力している。

同社は、2007年1月から、タッチパネル・シートキーボードスイッチの一貫生産ラインをいわき工場(岩手県)に構築して取り組んでいるが、ユーザーの高品質、少ロット・多品種生産、カスタム化などの細やかなニーズに迅速に対応した体制が評価され、受注が増加している。

現在、抵抗膜式「FTシリーズ」として、アナログ5線式で10・4、12・1、15型が、同4線式で5・7~15型までと幅広いラインアップを誇るほか、デジタル式もある。また材質(4線式)、操作方式(指/ペン)なども各種選べる。

こうした特徴をセールポイントに、医療機器分野や直流給電化ニーズなどに対応した商品向けなどにも重点を置いて取り組んでいる。

また、カスタムニーズに気軽に対応するためにWebからも簡単に注文しやすい仕組みも構築している。

同社は、スイッチの重点製品として、タッチパネルスイッチ、多機能押しボタンスイッチIS、特注品の3つを重点営業品目に挙げて取り組んでいる。

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