宏業電気(仙台市若林区卸町東2―8―24、〓022―782―0550、庄子智穂社長)は、イタリア・ロヴァート・エレクトリック社の電磁接触器(コンタクタ)/サーマルリレー、各種操作用スイッチの販売を開始した。
ロヴァート社は、1922年創業と89年の社歴を誇る。モータ保護回路ブレーカー、電磁接触器、押しボタンスイッチ、リミット・スイッチ、ソフト・スターター、フットスイッチ、カムスイッチ、リレー、タイマー、プログラマブル・ロジック・リレー、スイッチング電源、デジタル・マルチメーター、力率調整器などで1万種類以上の製品を品ぞろえしており、イタリアをはじめ、8社の海外現地法人と82社の販売代理店を経由して、世界100カ国以上で販売している。
日本では装置などに付いて輸入されているが、まだ扱っている会社がないことから、同社が今年から販売を開始した。
まず、電磁接触器/サーマルリレー、取り付け穴径が22ミリの押しボタンスイッチ、セレクタスイッチ、ジョイスティック、きのこ形非常停止スイッチ、表示灯などから販売を開始し順次、扱い製品を広げていく方針。
ロヴァート社製品は、国際標準に対応した自社設計による高信頼の品質と、自社工場での自動化生産による高い競争力、グローバルなサービスサポート体制などが大きな特徴。
同社では、産業用機械装置、ポンプ施設、灌漑施設、エレベーター、電力力率改善、太陽光発電施設、配電装置などの用途へ販売を展開していくとともに、国内商社への取り扱い依頼も進めていく。
なお、同社は11月16日から開催の「システムコントロールフェア(SCF)」に出展し、ロヴァート社はじめ、チェンブレン社の工具などを展示し、アピールする。