安川電機の2012年3月期第2四半期連結決算は、売上高1580億5200万円(前年同期比13・3%増)、営業利益92億5200万円(同166・0%増)、経常利益92億9800万円(同167・3%増)、四半期純利益64億9300万円(同281・7%増)となった。
セグメント別売上高はモーションコントロールが843億3700万円(同10・0%増)、ロボットが485億7800万円(同28・1%増)、システムエンジニアリングが143億5600万円(同3・4%増)、情報が60億5700万円(同14・4%減)、その他が47億2300万円(同22・1%増)。
モーションコントロールは、ACサーボモータ・コントローラが海外需要を中心に堅調に推移し、インバータも中国を中心とした省エネルギー需要を取り込んだ。この結果、営業利益も18億5500万円増加の60億2200万円となった。ただ、下期は受注が減速していることや急激な円高の影響、原材料価格の高騰などから、売り上げ680億円、営業損失6億円と厳しく予想。
こうした状況から、通期の全体業績も下方修正し、売上高3100億円(同4・4%増)、営業利益140億円(同8・7%増)、経常利益140億円(同4・2%増)、当期純利益90億円(同37・5%増)を見込んでいる。