タキゲン製造(東京都品川区西五反田1―24―4、〓0800―222―2004、瀧源愛子社長)は、複数のモニターをすっきりレイアウトでき、耐振動性に優れるユニバーサルシステムレールを発売した。VESA規格に準拠。ワンタッチブラケットも各種用意している。
工場やオフィスで液晶モニターをテーブルに設置する場合、標準の脚ではタッチ入力時にぐらついたり地震などで倒れる危険性がある。
こうした課題解決のために、ユニバーサルシステムレールを開発したもので、アルミレールにワンタッチブラケットを介して液晶モニターを自由に設置でき、多様なレイアウトも可能である。
液晶モニターはブラケットで固定するが、上下左右に角度調整が可能。左右の位置関係は、システムレール上を移動させることで、最適なユニバーサルデザインが実現する。
システムレール背面にカバーを設け、ケーブルマネジメントを考慮。ブラケットはシステムレール直結で距離を短くした完全固定タイプ、角度調整可能タイプ、アーム式タイプの3種類を用意しており、各タイプともレバーでワンタッチ装着できる。
システムレールの角度も調整できる便利さがある。
しかも、システムレールは、支柱を介してテーブルと固定したり、直接壁に取り付けや天吊りなど様々な取り付けが可能。支柱にはRGBケーブルと3P電源コード2本を通せる。
社会インフラ関連制御卓、OAデスク、データセンターなどのオペレーション卓、車両用モニター、機械操作表示パネルなどのほかソフト開発、医療分野、金融、放送関連分野での利用に適している。