部品を自動計数し袋詰め アイデックスが包装機発売販売代理店を募集

【名古屋】アイデックス(名古屋市東区豊前町2―66、〓052―935―1686、飯田康雄社長)は、自動車、電気製品の部品、植物の種子などの数を正確に計数した後、ビニール・紙袋などに袋詰めできる「ウェーバーシリーズ
包装機」を発売した。販売価格は200万円からと安価。販売代理店を募集している。

同社は、小さな部品、種子などをカウントする計数機の市場で大きなシェアを占めている。

自動車産業などで、経費削減のため、小さな部品でも正確に数えたいというニーズが高まっており、さらに顧客から計数した部品などをそのまま包装したいという意見が多いため、計数機に組み合わせられる包装機を開発することにした。

袋に空気を送ってふくらませるため、部品、種子を確実に袋の底に入れることができる。シャッター機構付きで、包装機が稼働している間も計数が可能で、稼働時間のロスを防ぐ。

さらに、袋開きチェックセンサーの搭載により、袋が開いていない場合を検知し、自動停止する。袋セット部分は、エアー吸着により、袋を確実に1枚ずつつかんでセットし、袋がなくなったら自動停止する。

70×95ミリと90×150ミリの標準品のアルミ・紙・ビニール袋に対応しており、オプションで大きな袋にも対応可能。

標準袋100枚を搭載でき、オプションで400枚までの増設も行える。

同社の計数機は、光幕に部品、種子が落ちた時に発生する波紋で計数するため、2つの部品が同時に通過すると1つに数えてしまう光電センサーを使った他社製品に比べて、正確に計数が行える。同社の計数機と組み合わせることで、計数から袋詰めまでを完全自動化するシステムが構築できる。また、他社の計量機などと接続することも可能。

包装機の価格は、200~250万円と従来機の半額程度に抑えている。

農業・化学・電子金属・自動車・食品・医薬品など様々な分野に使用できる。

同社ではこれら計数機、包装機の販売代理店も募集している。

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