タッチパネルコンピュータおよびシステム、デジタルサイネージ、産業用省配線機器メーカーのアルゴシステム(大阪府堺市美原区小平尾656、〓072―362―5067、北浦敏雄社長)は、同社のタッチパネルコンピュータ(Intel
ATOM
プロセッサ搭載)に、Androidを搭載し事業を拡大する。
同社は、FA、SAのトータルソリューションを展開しており、FA分野向けは、産業用FAコンピュータ、EtherCAT省配線システム、IEC61131―3規格のPLC製品、さらにRTOSとWindowsを共存できるOSの搭載製品など積極的な事業展開を行っている。
今回、業界でも話題になっているAndroidOSを、同社のタッチパネルコンピュータに搭載し、特にSA分野での事業を拡大する。
これにより、先日発表したトータルソリューションビジネスに対して、全包囲でのビジネスをFA、SAの垣根を越え積極的に展開する方針である。
同社のトータルソリューションビジネスは、ユーザーに最適な提案を行い、システム構築から運用、メンテナンスを含めトータルに提供するもの。
具体的には、自社製品・自社技術との組み合わせによる提案や、自社製品と他社製品を組み合わせての提案、さらにユーザーに最適なシステム構築のために自社製品のカスタマイズ、ユーザー向け製品の開発という3つの提案方法を行い、ハードウェアからソフトウェア、システム構築、メンテナンスまで一気通貫システムを提供する。
今回発表したAndroid搭載タッチパネルコンピュータは、「SCF2011」および「ET2011」でデモンストレーション展示を行う。
同社では、今後独自のノウハウを活用した高品質・顧客満足度の高い製品開発を基本に、トータルソリューションメーカーとしての強みを発揮していく方針である。