2大FA専門展に見るジャパンパビリオン 今年は140億ドル市場アジアでは日本、中国に次ぐ規模 自動化産業展「AUTOMATION WORLD」来年4月3~6日 ソウルで開催「韓国自動化市場」で説明会17日に東京ビッグサイト

韓国は世界5位のFA市場規模であり、アジアでは日本、中国に次いで3位である。また、オートメーション産業の生産高も世界シェア3・3%で、8位にランクされている。

この韓国では、加工設備の高度化・柔軟化、知能ロボットなどを用いた生産工程の自動化、設備工程間のネットワーク化によるIT統合運用システムが急速に普及しつつある。そのため、今年のFA市場は約140億ドルを超えると予測されている。

欧米FAメーカーは韓国市場に対する関心が高く、積極的な市場開拓をしている。日本メーカーも生産機械などでは高いシェアを持っており、FA機器、オープンネットワーク機器も搭載されて普及しているが、近年は直接販売が増えている。

韓国ソウル市Coexセンターを会場に毎年開催されている「AUTOMATION
WORLD」(主催〓Coex、韓国貿易協会)は、韓国を代表する自動化産業展として年々拡大している。

今年は3月8日から4日間、23カ国267社が出展して開かれ、49カ国1万7770人が来場した。海外からの出展は111社に達し、海外メーカー入り混じって販売競争が展開されている。

2012年は、350社1000小間の規模で4月3~6日の4日間開かれる。来場者は3万人を予想している。

また、第1回ジャパンパビリオン開設も企画(日本電子機器輸入協会、オートメレビュー社)されており、日本メーカーの拡販効果が期待できる。

工場自動化機器・装置、ビル自動化機器・装置、物流自動化機器・装置、マシンビジョン、さらにオープンネットワーク、機械安全、省エネ、新エネルギー関連を一堂に集めた展示会として、欧米日・アジアから多くの出展が見込まれる。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG