サンセイテクノスは「顧客感動」を長期テーマに掲げ、専門技術商社として高い地位を築いている。
毎年策定しているサブテーマとして、今年は「徳目追求」を掲げ実行に移している。徳とは人間の持つ気質や能力に、社会性や道徳性が発揮されたものである。同社では徳目を追求し、高い文化性を備えた企業人、質の高い企業像を目指している。さらに、堺市にあるファームでの農作業などを通じ、ものづくりや食糧自給の大切さを体感している。
同社は2009年、同社の根幹ともいえる新物流センター竣工と、基幹システムの再構築を同時に完了した。
新物流センターは、延べ床面積約5300平方メートルという広大なもので、同社の中核基地として最大限に機能を発揮している。
基幹システムとの相乗効果と豊富な情報量、レスポンスの速さで顧客の細かな要望にも迅速かつ的確に対応しており、仕入先、顧客から高い評価を得ている。
一方、同社の技術部は設立から25年が経過、これまで蓄えた技術の集積と、仕入先・メーカーとの効果的な協力体制を発揮することで、難しい案件にも総合的に対応できる体制となり、技術商社としての幅が広がっている。
5月に開設した名古屋支店は、地元顧客との関係が深まり、サービスの向上が図られている。11月には京都支店を交通の便の良い地下鉄の駅前に移転し、営業の機動力向上を図る。
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