三菱電機は、汎用ACサーボモーター、IPMモーターおよび、CNCの価格を2012年1月4日受注分から値上げする。
改定幅は、汎用ACサーボモーターとIPMモーターが20%、CNCが10%。
値上げの理由は、ACサーボモーター、IPMモーターの主要部材である磁石に使用しているネオジム等のレアアース価格が、主要産出国である中国の輸出規制強化等により高騰し、高値が続いていることによるもの。
三菱電機は、12月1日から配電制御機器も10~20%の値上げを予定している。
レアアース価格は依然高騰を続けており、サーボモーターメーカーなどの収益を圧迫している。今後、他社も追随するものと見られる。