制御データと管理データが混在・増大する今後の製造システムに対応するため、Ethernetベースの超高速・インテリジェントな産業用ネットワークとしてCLPAが提唱しているのが「CC‐LinkIE」である。2011年には新たにモーション機能および安全通信機能を追加し、統合ネットワークとして適用範囲が一層拡大した。【図3】
2007年にリリースした「CC‐LinkIEControl」は1Gbpsの高速伝送、最大256K〓の大容量ネットワーク共有メモリ、そしてシームレス通信により、従来のコントローラネットワークの役割であった制御情報伝送と、機器情報保守/保全/デバイス設定などの情報処理データ伝送の両立を実現し、TCO(TotalCostofOwnership)削減に大きく貢献するネットワークである。