日本電産は、変速機メーカーの日本電産シンポと、シンポの完全子会社である日本電産キョーリを来年4月1日付で合併させる。
日本電産グループは、2015年度売上高2兆円の中長期成長戦略ビジョンをもとに、既存事業の強化、効率化を進めている。その一環として、今年7月に自動プレス機械・給送装置メーカーのキョーリをシンポの完全子会社にした。
今回さらに、共通機能の集約化と経営資源の効率利用を図り収益力を高めるため、シンポを存続会社にし合併させるもの。
なお、シンポの今年3月期業績は、連結売上高141億6600万円、純利益17億2100万円。キョーリの今年3月期業績は単体売上高73億5300万円、純利益1億2900万円。