【名古屋】日東工業は、豊田自動織機と共同で、プラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)に対応した家庭用充電装置を開発した。
一般家庭の車庫などへの設置に適したシンプルで使いやすい機能・デザインで、戸建住宅などを販売するトヨタホーム(名古屋市)に供給を開始した。
日東工業は、公共の場所への設置用に、充実した安全・管理サポート機能を備えた通信機能付き充電スタンドを発売している。
そのノウハウを生かして家庭用充電装置を開発した。
本体に充電ケーブルを装備しており、車載されている付属ケーブルを取り出す手間を省くことができるため、利便性に優れる。
また、充電装置と車両が信号通信(CPLT)を行い、接続を確認する機能により、安全に充電することができる。
感電に対する保護機能も搭載。壁付け式のコンパクトなデザインは、家庭の車庫などへの設置に適している。
定格は単相AC200V、16A、ケーブル長は7メートル、保護性能はIP55相当で屋内でも屋外でも使える。
外形寸法は幅225×高さ400×奥行き165ミリ、重量約5キロ。
年間5000台の販売を予定。