神奈川県下最大の工業技術・製品総合見本市「テクニカルショウヨコハマ2012(第33回工業技術見本市)」(主催=神奈川産業振興センター、横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市)が、2月1日から3日までの3日間、パシフィコ横浜(展示ホールC、Dの1万平方メートル)で開かれる。
今回のテーマは「未来につながる新たな技術」で、出展者数は400社・団体(昨年383社・団体)383小間(同376小間)と昨年を上回る規模。開場時間は午前10時から午後5時。入場は無料。
同展は、各業界の枠を超えた情報発信、収集、交流を広範囲に展開して、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業経済の振興と発展を図ることを目的に毎年開催している。
展示は、大きく「ビジネスソリューション」、「生産(加工技術)」、「生産(機器・装置・製品)」「環境・エネルギー/福祉」、「産学公・企業間ネットワーク」の5つの分野を設けて行う。
各分野から、素材、部品、研究開発、製造、福祉、環境に至るまで独創性と先進性に富んだ付加価値の高い最新の技術、製品、情報サービスなどが一堂に展示される。
記念講演会も併催
併催行事は、アネックスホールで2日午後2時から記念講演会として「100万分の1グラムの歯車をつくる技術と経営理念~人を育て、技術を育てる~」と題して、樹研工業松浦元男社長が講演を行う。
また、2日午前10時30分から同ホールで危機管理セミナー「東日本大震災の事例から学ぶ」と題し、横浜国立大学国際総合科学部山藤竜太郎准教授が講演する。
3日午前10時から同ホールで、中小企業の海外展開応援セミナー「円高下での海外事業展開の課題」と題し、基調講演と事例報告、パネルディスカッションが開かれる。基調講演は神奈川大学経営学部国際経営学科田中則仁教授が行う。
3日午後2時からは同ホールで、横浜知的財産シンポジウム「中小企業の知財戦略」が開かれる。
さらに、1日には9都県市合同商談〓nパシフィコ横浜、2日午後0時からは、かながわビジネスオーディション2012も予定されている。
その他、産学連携ワークショップ、IDEC新技術ワークショップ、出展者セミナーなども開かれる。