北陽電機の100%出資会社である、タイヨー電機(大阪市中央区常盤町2―2―5、〓06―6966―0104、西村和英社長)は、高精細で高コントラストに検査するレーザー式高精細欠陥検査装置「LDCS―01」を好評発売中であ
る。
LDCS―01は、ガラス・水晶といった光学素材や金属などにおいて、10ミリ幅で1ミクロンの欠陥検出が可能な高精細、高コントラストの欠陥検査装置。
10ミリ幅のエリアを一度に画像化し、最小1ミクロンの欠陥を面積や長さから自動的に検出する高精細さが特徴。これまでにない鮮明な画像で、従来機に比べ10倍の解像度で高コントラストを実現し欠陥を検出する。
さらに、従来機の顕微鏡に比べ、はるかに広い領域を画像化するため、短時間での全面自動検査に対応する。
用途は、ガラス・水晶など光学素材や、金属の微細なキズ、クラック、気泡、さらに薄膜などの欠陥を検出する。
本体サイズは、幅400×奥行き400×高さ460ミリ。波長は405〓メートル、スポット径5ミクロン、作動距離は25ミリ。解像度(ミクロン)は1/2/4/8。最小検出能力は約1ミクロン、光源照射角度は水平ワーク面に対して90度(垂直)。
同社は、1986年設立の電子・電気制御機器及び光学機器メーカー。通信システムや基板開発などのエレクトロニクス分野、FA制御システムなどのメカニクス分野、さらにレーザー式欠陥検査装置などのオプティクス分野の3分野を中心に展開している技術系企業。
大手化学メーカーや、精密機器メーカー、電機メーカー、自動車メーカーなどに豊富な納入実績があり、北陽電機のM&Aにより、今年3月31日付で同社のグループ会社となった。