コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8TEL03―5977―5409、島清史社長)は、ハンドヘルド型工業用バーコードリーダ「DataMan8000シリーズ」にワイヤレスタイプを発売した。ワイヤレスタイプのリーダは、ワイヤレス通信モジュールと同社独自の通信プロトコル「Cognex
Connect機能」搭載のベースステーションによって、読み取りアプリケーションの実行が可能。
また、リーダの作業範囲が最大100メートルと広く、オフライン、または範囲外でもコードを読み取れる大容量のメモリが搭載されている。
標準装備のワイヤレスモジュール用ベースステーションは、予備のバッテリーチャージャを内蔵し、業界基準のイーサネット、USB、RS―232ケーブルとの互換性も確保している。
さらに、有線および無線の両方で工業用プロトコルをサポートでき、統合が簡単で、インストール費用も削減できる。
その他、工場使用を考慮して、頑丈な筐体に、同社独自技術の高度な読み取りアルゴリズム「1DMax」と「2DMax」搭載で、サイズ、品質、印字方法、表面条件に左右されることなく、どのような状態・種類のコードも高速で確実に読み取ることが可能。自動フォーカス調整機能を可能にするリキッドレンズ(可変焦点)テクノロジの搭載で、読み取りたいコードを自動でフォーカス調整でき、二次元の小さなダイレクトパーツマークや横長のバーコードのどちらも、1台のリーダで読み取りができる。
ワイヤレス化によって、いつでも、どこでも、簡単に、コードを気にすることなく、工場内のあらゆる場所でコード読み取りが行える。