TURCK Japanは、お客様・パートナー販売店様・ご関係の皆様のおかげで、今年も新年を迎えることが出来、厚く御礼申し上げたい。
2011年の売り上げはグループ全体として好調であり、すでに本国ドイツにおいて、その成長率は前年比で25%前後を見込んでいると発表している。
また、今後の受注量の増大に対応出来るように、ドイツ本社工場とアメリカ工場の規模を拡大しており、ドイツ本社工場については、今年の春までには完了する予定である。
11年は東日本大震災、EU金融危機、タイ大洪水と、日本の製造業に多大な影響を及ぼす大きな出来事が多くあった。この影響は各種統計が物語るように、日本のFA市場の推移は大きく上昇と下降を繰り返している。
現時点で12年がどのような年になるかは、なかなか見通しが立てづらい状況であるが、上昇または下降への大きな揺り戻し現象が現れるのは否めないと感じている。
TURCKは一昨年、電磁誘導型リニア位置センサを市場に投入した。これまでの誘導型近接センサの技術と、複数の革新的な技術・アイデアを複合させた新製品で、12年も、Uprox+シリーズ、本質安全防爆対応のセンサ・インターフェイスをはじめとした、各製品と同様にマーケティング活動をさらに強化していく計画だ。
また、製品面での拡充とともに、国内での販売体制も強化している。TURCK製品の販売にあたっては、お客様の価値を最大限に高める方針のもと、お客様の意見を積極的に聞き、課題の解決につながるソリューションを提供していくことに重点を置いていることを意味する。
TURCKは、たゆみないR&Dにより、お客様にとって価値の高い製品とソリューションを今年も提供していく方針である。