IDECは、φ16小型表示灯「AP6S」シリーズ=写真=に、点灯視認性を向上させた丸ドームレンズタイプと、短胴サイズでAC100V/200Vの点灯電圧に対応する表示灯382機種、保守部品20種類を発売した。
はんだ付け兼用タブ端子形(標準価格985~1650円)、M3ねじ端子形(同1520~2185円)がある。年間販売目標は5万個。
φ16小型表示灯は、各種の機械・装置に採用されているほか、上下水道や排水処理設備のコントロールセンター、配電盤、制御盤などにも数多く採用されており、視認性のアップと高電圧仕様の製品要求が高かった。
丸ドームレンズタイプは、新設計の丸ドーム型レンズと拡散板構造により、表示灯を斜めや真横から見た場合でも、点灯時の視認性を飛躍的に向上した。
短胴タイプは、点灯電圧AC/DC100/110Vと、AC/DC200/220Vに対応。新設計のLED球(口金BA9S)により、直接口金部に100V、200Vを印加し点灯する。
新規LED設計などにより、AC/DC共用で低電流ながら輝度を確保し、短胴・小型化を実現した。
パネル奥行きサイズは31・0ミリ(タブ端子タイプ)と、39・5ミリ(M3ねじ端子)がある。保護構造はIP65(IEC60529)。
照光色は赤・緑・黄・アンバー・乳白色・青・ピュアホワイトの7色。さらに、全機種に乳白色レンズユニット(透明レンズ+乳白記名板)と、赤・緑・アンバー・青色LEDを組み合わせた乳白レンズ仕様を揃えている。