富士電機機器制御(東京都中央区日本橋大伝馬町5―7、TEL03―5847―8060、伊藤文夫社長)は、2・2kW以下の小容量用途に対応した電磁接触器・電磁開閉器の新製品「SKシリーズ」の販売を開始した。価格は電磁接触器が3410~4660円、電磁開閉器が7170~8480円、サーマルリレー2270円、補助継電器3790~5450円。2012年度6億円の販売を計画している。
SKシリーズは小型化・低消費エネルギーニーズに対応して、小型アクチュエータの採用をはじめ、設計を大幅に見直して業界最小・最軽量・低消費電力化を実現した。
外形サイズは45(幅)×48(高さ)×49(奥行き)ミリで、制御コイルは交流、直流(2・4W、1・2W)、低消費電力型を用意し、6、9、12Aの3定格をラインアップしている。
また、マニュアルモータスタータ(MMS)BM3シリーズと組み合わせることで、コンパクトで高次元の電動機制御回路を構成できる。
さらに、着脱可能な端子カバーやミラーコンタクト機能も装備し、オプションも追加補助接点ユニット、コイルサージ吸収ユニット、インタロックユニット、接続モジュール(MMSコンビネーション)などがそろっている。
国内外規格は、JIS、IEC、GB、UL、TUV、CCCを標準で取得している。