国際模倣品対策シンポジウム(主催=EUインスティテュート関西、EUスタディーズ・インスティテュート、日本電気制御機器工業会)が、2月7日(大阪)、9日(東京)に開催される。
「模倣品問題解決に向けての日欧戦略的協同」をテーマにして開くこのシンポジウムでは、世界で年間80兆円に上るとされる模倣品による被害について、先進的な取り組みをしている欧州企業の摘発成功事例や、経済産業省の中国との国家間交渉情報、及び日本政府の模倣品対策への取り組み状況などを紹介する。また、講演者によるパネルディスカッションも行われる。
模倣品の流通は、企業の利益損失のみならず、社会システムの安全、健康を脅かす危険性もあり、模倣品対策の重要性が国際的に非常に高まっている時だけに絶好の機会といえそうだ。参加費用は無料。時間は各会場とも午後1時~5時30分。場所は次の通り。
▽大阪会場=大阪大学中之島センター佐治敬三メモリアルホール(定員150人)
▽東京会場=TEPIA4階ホール(定員200人)。
参加申し込みは、日本電気制御機器工業会までFAX(03―3437―5904)またはメール(mami_kasai@neca.or.jp)。