三菱電機は、グラフィックオペレーションターミナル「GOT1000シリーズ」を展開しているが、最近は大型タイプに加え、中型タイプでもシェアを拡大している。また、今年4月からは中国でも生産を開始する予定で、拡大する中国市場でのシェアアップをねらう。
現在の機種は、15型TFTフルカラータイプ(6万5536色)から超小型の3・7型STNモノクロ(白/黒)液晶タイプまで、機能、サイズ、用途に応じて4モデル(GT16、GT15、GT11、GT10)をそろえている。昨年7月からは画面サイズ5・7型タイプのGT14シリーズの販売を開始した。GT14は、EthernetインターフェイスとSDカードインターフェイス、USB(ホスト/デバイス)インターフェイスを搭載したことで、最大100メートルの遠隔操作とデータの保存・転送および、周辺機器との接続などが容易に実現。同社のシーケンサーのデータバックアップと書き込み機能を搭載しており、GOT1台で最大2チャンネルのFA機器をコントロールできるマルチチャンネル機能も搭載している。
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