河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、TEL0561―86―8111、河村幸俊社長)は、エネルギー使用量の「見える化」により、企業の一歩先を行く省エネ活動を強力にバックアップする「eモニターシリーズ」を発売している。
最大18回路までの多回路計測用で、電気以外にガス、燃料、生産量なども計測できる「e―multi(イーマルチ)」と、1回路または2回路の電力計測専用でディスプレイ付きの「e―monitor(イーモニター)」を用意。
これらを組み合わせることで、定期的にエネルギーを自動計測・記憶でき、記憶された計測データを必要に応じて取り出して活用すれば、面倒な検針作業を行う必要がない。監視ソフトで収集した計測データはCSV形式で出力が可能で、出力データをパソコンで加工することにより、報告書の作成が容易に行える。
ベーシックタイプからLAN対応、多回路対応タイプなど、幅広いバリエーションから最適な機種が選べる。
さらに、電力需給用メーターに対応した「サービスパルス対応タイプeモニター」をこのほど発売した。
これは、電力会社電力量計の「サービスパルス」により、電力量を自動計測、記憶する。計測データは本体パネルで確認できパソコンを使用すれば、一覧表示、グラフ表示、CSV出力などが可能。
1台でデマンド監視と電力監視の両方が行え、30分間の使用電力量を予測し、設定した値を超過する前に警報を出力する。ランプ、ブザーなどの警報、空調機などのデマンド制御に使用できる。
(名古屋)