東京では今年、北品川など大型再開発事業が相次ぎ始まり、配電制御システムの需要を底上げする。現在、東京都市街地再開発整備事業計画の認可を受けた件数が30件あり、今後認可を受ける予定が11件存在する。面積にして271・2ヘクタールの規模である。
このうち、品川区の北品川5丁目第一地区は超高層ビルや超高層マンションを4月から着工する予定である。また、世田谷区の二子玉川東(2期)、新宿区の西富久地区も着工に着手する。
これらの大型再開発では省エネ、再生可能エネルギー対策が講じられるため、高度の受配電盤、分電盤、ビル環境監視制御システムの需要増が見込める。