オータックス(横浜市港北区新羽町1215、TEL045―543―5621、富田周敬社長)は、販売代理店の新年賀詞交歓会を新横浜国際ホテルで1月27日開催し、代理店各社の社長や関係者が多数参加した。
最初に代理店会会長の山本勢サンワテクノス社長が「昨年は予期せぬことが多数起こった年であった。今年は昇竜のごとく飛躍の年であって欲しい。昨年後半から厳しいアゲンストの風が吹いているが、できるだけ早く復興ビジネスが立ち上がることを期待したい。オータックスさんは、中期計画『PLAN115』の推進をはじめ、ねじの外販事業、DMMS事業、照光式押しボタンスイッチの販売開始など次々と手を打っている。今後も協力しながら新しいテーマを創出し、市場開拓をいっしょにできるようにしたい」とあいさつした。
続いて富田社長があいさつに立ち、「前期は増収増益であったが、今3月期は売り上げが62億円ぐらいで、減収減益になりそうだ。しかし、連結9社のうち7社が黒字で、4年振りに復配ができそうなのも代理店の皆様のおかげである。DIPスイッチは月産1200万個体制に引き上げており、世界No.1のメーカーに生まれ変わっている。代理店様の利益を確保できる製品を用意し、競合に勝っていきたい」と述べた。
その後、DIPスイッチKAシリーズを核にした「T1プラン」が発表され、高品質・ローコストで競争力の高いことを前面に出すことで、トップシェアを固める方針が示された。