山武は、藤沢テクノセンターショールーム(神奈川県藤沢市)内に、azbilグループの理念「人を中心としたオートメーション」で、製造現場でのシーンを想定して体感できる「プラントショーケース」を今月からオープンした。
これは、DCS(分散制御システム)を中心とした制御システムだけでなく、フィールド機器、バルブといった屋外に設置される機器から、操業支援技術、セキュリティ技術など、azbilグループ各社の幅広い技術を結集し、ユーザーの現場で使用している姿をイメージできるような構成となっている。
具体的には製造現場での3つのシーンを想定し、最新の運転監視の要「中央監視ルーム」、制御頭脳の中枢である「コンピュータルーム」、製造現場そのものの「フィールド」を再現している。
プラントショーケース内は、マルチランゲージをサポートしているため、国内外のユーザーが導入後の計器室やオペレーションを具体的にイメージでき、プラントの将来像を検討したり、プラント全体の構想を描く場としても活用できる。
なお、一般の人も最新のプラントオートメーションを体験できる。