小野測器は、最大検出距離40ミリ、応答速度40メートル/秒の光電式回転検出器LG―9200=写真=を開発、3月から受注生産を開始する。価格は3万9000円、初年度1000台の販売を予定。
LG―9200は、光を利用した非接触式のアンプ内蔵型回転検出器。回転体に貼り付けた反射マークからの反射光を検出し回転速度を計測するもので、回転表示器と接続することにより回転速度の表示・出力、回転上下限判定出力などができる。そのため、モータやファンなどの回転速度を管理、検査するのに最適。
主な特徴は(1)検出性能が向上(2)光源に可視光を採用し、動作表示灯機能を装備しているため光軸調整が簡単(3)投光部、受光部、増幅部の一体構造で小型化を実現、など。
主な仕様は次の通り。
▽使用温度範囲=マイナス10℃~プラス60℃▽重さ=約150グラム▽電源=DC12V±2V▽消費電流=60ミリA以下。