日本ロボット工業会は、産業用ロボットや生産設備の安全についての考え方や具体的な取り組み方について詳しく解説する講演会を、3月と4月に開催する。
同会では、昨年10月、「ロボットエンジニアリング業界活性化検討会議」を設立し、エンジニアリング企業が共通して抱えている問題を明確にし、必要な情報を的確に提供することで、日本の生産設備エンジニアリング業界と製造業の基盤再強化をはかる活動に取り組んでいる。
講演会はその活動の一環として、「生産設備エンジニアリングに必須の安全知識」と題し、エンジニアリング企業が生産設備・システムを構築する上で不可欠な、産業用ロボットや生産設備の安全について取り上げる。
3月7日(午後2時30分~4時40分)の第1回は、産業用ロボットとその応用生産設備の安全に関する法令や国際規格についての体系的・具体的な対応方法の解説、4月13日(午後2時40分~4時55分)の第2回は、各国の生産設備における安全に関する取り組みや考え方の違いの解説、及び生産設備エンジニアリングのための安全機器と技術の動向について解説する。場所は、機械振興会館地下3階(東京都港区芝公園3―5―8)。なお、各回とも講演終了後に懇親会(会費無料)を開催する。
参加費は、同会正会員2000円、同会賛助会員、ロボットビジネス推進協議会会員、協賛団体会員3000円、ロボットエンジニアリング業界活性化検討会議登録企業・機関4000円、一般8000円。
参加申し込みは同会技術部(FAX03―3578―1404)まで。