デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)は、同社のPD(プログラマブル表示器)「GP4000/3000シリーズ」などを対象に、購入後1年間の保証期間を最大10年まで延長できる保守サービス「Pro―face
Care(プロフェイスケア)」の提供を開始した。保守体制の効率化に悩む製造業へのサービス提案として、今年12月末までに3000社の契約を目指す。
この保守サービスは、PDの故障時の設備停止や、急な修理予算確保の対応にかかる時間の削減などのニーズに対応したもので、即日修理対応や代替機即日発送などの各種保守サービスを提供する。部品交換なども無償で対応する。また、サービス期間中は何度でも代替機の無償貸与ができる。
さらに、古い表示器を最新の表示器に置き換える時の作画データの置き換えのサポートや、作画ソフトバージョンアップ時も最新版を無償で提供する。
サービスへの加入は製品の購入時だけでなく、いつでも加入(業界初)でき、通常の修理費用は、1台あたり3万8850円(AGP3600―T1―D24の場合)必要だったが、新しいサービスでは30台以上で5年パックの場合、1890円から利用できる。
保守サービスの参考標準価格(1年間1台当たり税別)は、購入2~7年目の場合、1台~9台まで1万円、10台~29台まで3000円、30台以上2000円。購入8~10年目の場合、1台~9台まで2万円、10台~29台まで6000円、30台以上4000円。
なお、購入後1年間の保証期間内であれば、5年パック(10%割引)に加入が可能。6年目以降については、オーバーホール費用(通常費用の20%割引特典付き)が別途必要で、費用は機種によって異なる。