宏業電気が販売するイタリア・ロヴァート・エレクトリックの電磁接触器(コンタクタ)は、ユニークなコイル用ターミナルが最大の特徴である。コイル用ターミナルが上下2カ所、それぞれにA1、A2端子があり、上部のA1と下部のA2、またはその逆でも動作させることができる。国産の古いタイプの電磁接触器には、上部にA1、下部にA2といった端子配置のものもあり、それらの置き換えにも十分対応できる。また配線の取り回し自由度が上がり、盤内設計に余裕が生まれる。
同社は日本国内の販売店として、一般的なAC230V用電磁接触器、0・1kWから30kWまでのサーマルリレー、その他アクセサリーとして補助接点、メカニカル・インターロック、サージ吸収ユニット(バリスタまたは抵抗コンデンサ)を常時在庫し、急な故障にも即時出荷できる体制を整えている。
今後、フロントカバーやスターデルタ始動器製作用のパーツなども取りそろえていく予定。