安川電機は、住宅用途向けの太陽光発電用パワーコンディショナ200V単相4・5kW/5・8kW(屋内用)=写真=の販売を、4月21日から開始する。2012年度2万台の販売を計画。
同社は10年から太陽光発電用パワーコンディショナとして、産業用10kWクラスを、また11年11月から100kWクラスの販売を開始している。
今回、国や自治体の補助金や、10年にわたる余剰電力の固定買取制度といった政策により、普及が加速している個人住宅用途向けの2機種を開発したもの。
新製品は同社独自のダイレクト電力変換を採用したパワー変換技術により、96%以上の高変換効率を実現しており、入力電圧もDC60V~400Vの広い範囲で運転可能。
また、系統停電時の非常電源用として自立運転機能も搭載している。
さらに、騒音レベルを30dB以下に抑え、個人住宅で安心して使える。