日立産機システム(東京都千代田区神田練塀町3、TEL03―4345―6072、長野眺史社長)は、三相モーターの海外高効率規制に対応して、米国、欧州、中国向けのシリーズを発売した。
モーターのエネルギー削減効果が大きいことから、海外各国では高効率モーターの規格・規制化が進められている。同社では日本国内規格(JISC4212)に対応した高効率モーター「superPowerシリーズ」(0・4~132kW)を発売しているが、今回、同製品の海外各国の高効率規制認証にも対応した。
米国向けでは、効率レベルEPAct(IE2)として、出力極数0・75~132kW(2、4極)、0・75~110kW(6極)、効率レベルNEMA Premium(IE3)として、出力極数:0・75~3・7kW(2、4極)、0・75~2・2kW(6極)。EU向けでは、効率レベルIE2で、出力極数0・75~132kW(2、4極)、0・75~110kW(6極)。
中国向けでは、効率レベルGB2級(IE2相当)で、出力極数0・75~132kW(2、4極)、0・75~110kW(6極)。