三菱電機は「三菱電機FA機器プライベートフェア2012」を、同社関西支社で1、2日の両日開催、前回を150人上回る1650人が来場した。
会場には、「次世代装置への最適化、節電・省エネとリニューアルのご提案」の開催テーマに即した、ACサーボやシーケンサ、表示器、インバータなど同社の最新のFA・配電制御機器、技術情報などが紹介されたほか、関連するセミナーも開催され、自動車、液晶・半導体などを中心とした同社の顧客が来場した。
展示会場は「装置ソリューションゾーン」、「節電・省エネゾーン」、「リニューアル/見える化ゾーン」で構成。さらに、「パートナー連携ゾーン」として、同社のパートナーメーカー4社(エニイワイヤ、オプテックス・エフエー、コグネックス、パナソニック電工SUNX)と、関係会社3社が最注力する製品などを出展した。
主な出展製品は、業界最高の基本性能を有し、安全かつ環境面を考慮した汎用ACサーボアンプ「MELSERVO―J4シリーズ」、知能化機能を搭載し、より高速で生産性を向上する産業用ロボット「MELFA RH―Fシリーズ」、使いやすい表示器「GT14シリーズ」など。
隣接する中央電気倶楽部ではセミナーも行われ、省エネ関連の国内外の動向、機械安全に関する最新動向と同社の取り組み、産業ロボット業界の動向と業界活性化に向けた取り組み、スマート・グリッドへの取り組み、さらに同社の新製品などが紹介された。
同社機器第二部野田哲部長は「年度末の中、たくさんのユーザーの方々に来場していただいた。新年度に向けて、今回紹介させていただいた製品や技術が、関西地区業界の次世代装置導入への起爆剤になればと期待している」と語っていた。