温湿度制御機器メーカーのシマデン(東京都練馬区北町2―30―10、TEL03―3931―9111、島村一郎社長)は、壁面取付型の温湿度検出器TH71Aシリーズ、温度検出器T71Aシリーズ、湿度検出器H71Aシリーズを発売した。省エネブームで温湿度監視制御のニーズが増えているのに対応し、温湿度検出器の製品陣容を充実させた。 新発売の温湿度検出器TH71Aシリーズは、センサー内蔵の壁面取付タイプ。湿度検出部は高分子湿度センサーによる相対湿度検出器とリニアライザが組み込まれており、直線化された直流電圧または電流出力が得られる。
温度検出部は白金測温抵抗体を使用し、出力信号は直流電圧出力または3導線式による抵抗出力を選択できる。
機種は、縦型と横型を用意。
検出範囲は、湿度0~100%RH(精度プラスマイナス3%RH)、温度0~50℃。電源DC24V。外形寸法H70×W110×D42ミリ、重さ約150グラム。
湿度検出器H71Aシリーズは、TH71Aの湿度検出性能を持ち、電源、外形寸法が同一である。機種はセンサー内蔵型(縦型と横型)、センサー外出型がある。
温度検出器T71Aシリーズは、外形寸法がTH71Aシリーズと同一。重さは約100グラム。検出素子に白金測温抵抗体を採用、適用温度範囲はマイナス10℃~プラス100℃と幅広い。機種は縦型と横型がある。
TH71AとH71Aシリーズ用の直流定電圧電源を用意している。