シュナイダーエレクトリック(東京都港区芝公園2―4―1、TEL03―6402―2001、アルノ・モンディ社長)は、東日本大震災で被災した岩手県大槌町に、蓄電式のソーラー発電LED照明「In―Diya」を144台寄贈し、設置のための支援も行った。
寄贈した「In―Diya」は、ソーラーパネル・蓄電器・LED照明が一体化しており、日中、ソーラーパネルでバッテリーに蓄電し、夜間はLED照明をバッテリーによって点灯する仕組みになっている。
電力供給が不足している仮設庁舎に設置したが、今後はバス停や仮設住宅にも設置を計画している。
シュナイダーグループの全世界の従業員は、東日本大震災発生から数日後に社会的連帯を支援する緊急・復興プログラムを立ち上げ、グループ全体で今回の被災者支援のために約8000万円の資金を用意して、家電等の生活に必要な物資の提供や心のケア、子どもの遊び場提供などの支援を行っている。今回のソーラー発電LED照明の寄贈も、こうした支援活動の一環で、今後も継続して被災地復興のための支援を行っていく方針。