ジックは、安全の先進国であるドイツの信頼性の高い各種安全機器を豊富に品ぞろえし、国内外で着実に実績を上げている。新製品も次々投入しており、超小型スリム筐体の「セーフティライトカーテンmini Twin」に続き、今年1月からは超小型・軽量なレーザスキャナ「TiM310」を発売した。
TiM310は、無人搬送車の衝突防止や、倉庫など保管スペースの有無検知、ワークのはみ出し検出などに最適で、超小型(79H×60W×60Dミリ)・軽量(150グラム)で、あらゆる場所に取り付けでき、消費電力も3Wと同種製品の半分以下に低減しており、バッテリー駆動に最適。
また、レーザパルスの発信に基づいた独自のHDDM(高密度距離計測)技術により、他のTOF(タイム・オブ・フライト)の方式に比べ、より多くの反射レーザパルスが測定可能なことから、スキャニング中にギャップが生じることがない。また周囲光や他の光学システムに影響されることなく安定した測定が可能。
さらに、270度の広角スキャンによって、2台で全周の防護ができる。
(http://www.sick.jp)