中央電子は熱対策機器で、用途別に最適な提案ができる方式を用意しているほか、関連する環境監視、セキュリティ、耐震、消火などのソリューション提案への取り組みを強めている。
このほど販売を開始した新製品のコンテナ型サーバールーム「CoolBlock」は、ユニットハウス工法で、ユーザーの用途に合わせて最小4ラックからの構築が短期間で実現できる。また、ラックにより吸気側と排気側が完全に分離できるため、効率的な冷却が可能になり、省エネにもつながる。しかもラックは機器実装に必要な19インチのラックフレームだけを連結した構造で、省スペース実装を実現。
外形寸法は、標準4ラックで幅2500×高さ2900×奥行き3110ミリ、有効寸法は19インチの40U×4セットが収納できるようになっている。
冷却能力は標準で40kWからで、水冷と冷媒が選べる(別途チラーなど室外機が必要)。
さらに、ネットワーク接続による遠隔監視・設定で、温度、湿度、ファン、防犯、火災などに対応できる。
(http://www.cec.co.jp)