安川電機は、南アフリカ共和国の「ロボティック・システム社」への出資比率を24%から75%に引き上げ、欧州地域統括会社である欧州安川の連結子会社にした。
社名も「ヤスカワ・サウザン・アフリカ社」(資本金11万ユーロ)に変更した。
南アフリカには、日本を含む各国自動車メーカー及び大手部品メーカーが進出しており、安川も溶接ロボットを中心に2011年度で約10億円の売り上げ実績を挙げている。
最近は南アフリカ共和国と周辺諸国との経済交流も盛んになってきており、南部アフリカ地域の経済圏を形成し、さらなる経済活動の拡大が見込まれている。
今回の子会社化で、拡大する南部アフリカ地域の経済圏における拡販・サービス活動を強化し、ロボットをはじめ、インバータ・サーボモータ・コントローラなどを自動車関連以外の市場にも拡販、12年度約11億円の売り上げを計画している。