コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8TEL03―5977―5409、島清史社長)は、光学式文字認識(OCR)、および検証(OCV)アプリケーション用の新しいツール「OCRMax」を発売した。このツールは、同社の画像処理システムと画像処理ソフトウェアの読み取りミスを最小限に抑えて、高い文字読み取り率と高速処理を両立することができる。
「OCRMax」は、他のOCRツールのテクノロジでは難しかった文字認識と検証をオールインワンで対応できる。利用できるフォントに制限がなく、文字のばらつき、文字のゆがみ、プロポーショナル・フォント、様々な長さの文字列などで、これまでにない最高の性能を発揮する。しかも、設定や使用が簡単なため、短時間のトレーニングで誰でも使いこなすことができる。
また、各文字列を読み取るために、読み取り領域内にある複数の画像特徴をひとつひとつの文字として認識できるように区切る文字セグメンテーション機能により、常に最高の読み取り率を達成でき、傾斜、変形、文字間が隣接しすぎている、開きすぎているといった文字でも認識することが可能。
さらに、文字の背景の不均等な表面や異なる明るさにも順応できるほか、ユーザがキーパラメータを制御してセグメンテーション機能を改善することで、読み取り率をさらに高めて、読み取りエラーを減らせる。
そのほか、フォントトレーニングをシンプルで簡単にする機能も搭載し、直感的なインターフェースを誰でも容易に操作可能。