小野測器は、燃焼解析システムDS―2000シリーズの後継商品として性能アップしたDS―3000シリーズ=写真=を5月21日に発売する。DS―3000シリーズは、DS―2000のリアルタイム処理能力を約2倍にアップ。また、オプションとしてエンコーダレス計測、HDDへのデータ収録と同時計測、角度サンプリングと時間サンプリングの同時計測を用意。
オプションの充実により、エンコーダレス計測は、リアルタイム時間角度変換により少数パルス(8~180P/R)角度信号による新アルゴリズムを構築し加速減速でも安定した計測がエンコーダなしでも可能になった。HDDへのデータ収録と同時計測では計測終了後にデータ転送による休止がなくなり、短時間間隔でも計測が可能。
同社では、自動車メーカー、自動車部品メーカー、汎用エンジンメーカー、エネルギー関連、研究機関向けに初年度50台の販売を予定している。