オムロンは、長年培ってきたスイッチ技術をベースに、小型高容量の電源スイッチを豊富に品ぞろえし、様々な分野に提供している。
昨年発売したリモートリセットロッカースイッチ「形A8GS」は順調に市場に浸透している。2010年から施行された欧州環境規制「ErP
Lot6」により、電子機器の待機電力は1W以下に制限された。13年には0・5W以下と厳しくなることで、形A8GSの需要が高まっている。
同規制は、機器が一定時間使用されないと自動的に主電源を遮断する電力管理機能を付けることを求めている。
形A8GSは外部信号の入力により、自動的にオフが可能なリモートリセット機能付きスイッチを主電源のオン・オフに使用することで、この規制をクリア。さらに省エネへの貢献も示唆している。
加えて、形A8GSの外形サイズは操作部で30(D)×17(W)ミリと、同社従来品比50%の面積を削減。設計の自由度を高めると同時に機器の小型化にも応える。
(http://www.omron.co.jp/ecb/)