フジソク(川崎市中原区木月住吉町1890、TEL044―433―5721、笠井徹社長)は12日、「2012年度(平成24年度)FDR会(販売代理店会)総会」=写真=を、東京・白金台の八芳園で開催、全国のFDR会12社の社長と営業責任者ら21人が出席した。
第1部のFDR会総会では、FDR会会長のECリョーサンの岡田義春社長が「フジソクさんには、フォーカスされた製品でフォローの風が吹いていると思う。代理店も販売にしっかりと力を発揮していくとともに、リプレース需要の多い中でこれに応える新製品を多く出してもらいたい」とあいさつした。続いて、会計監査報告が同副会長の大和無線電機堀内覚社長から行われ、その後、参加会社の紹介があり、終了した。
第2部のフジソクの事業報告会では、最初に親会社の日本電産コパル電子菊池詳社長が「今年は新しい技術・商品で成長市場に入っていく。中国工場では一貫生産体制で、品質と価格競争力の高い製品を提供できるようになっており、ぜひ売り上げを伸ばして欲しい」と激励した。
続いて、笠井社長が「65期の11年度は売り上げが36億円と減収減益になったが、66期は勝負の年として、42億7000万円の売り上げを目指す。販売の強化、QCDの構築、健全経営基盤の構築、5S+2Sによる企業体質改善、システム事業部の自主独立体制確立を経営方針として取り組みたい」と述べた。
その後、吉田幸太郎取締役営業本部長から代理店販売実績と営業本部方針が示され、またスイッチとシステム製品の新製品紹介が、今泉浩市場開発部長と鈴木システム営業部部長からそれぞれ行われた。