オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、優れた耐久性と耐食性を備えた圧力センサシリーズ(標準価格2万3000~5万円)と、水位センサシリーズ(同14万~19万円)を発売した。今年度の国内販売目標は圧力センサ1000個、水位センサ100個。
圧力センサは、生産ラインの製造装置や空圧機器などに使われるもので、用途に応じ全9機種を揃えた。コンプレッサやポンプの吐出圧測定、開放タンクのレベル測定、フィルタの目詰まり検知、樹脂注入器の圧力管理などに応用できる。
ラインアップは、標準タイプ(絶対圧、低圧)、溶接タイプ(低中圧)、フラットタイプ(高圧、低圧)、サニタリータイプ、端子箱タイプ(高圧、低圧)、端子箱溶接タイプ(低圧)。
水位センサは、工場や河川の環境測定に使われるもので標準タイプ、チタン製タイプ、ローコストタイプの全3機種をラインアップ。地下タンクの水位測定、河川・井戸・ボーリング孔の水位観測などに応用できる。両シリーズとも材質の一部にステンレスやチタンを採用。樹脂製の製品と比べ、耐久性・耐食性が大幅に向上した。水・油・ガス・薬液など広範囲の圧力媒体に対応し、過酷な測定環境でも長期観測が可能である。