オムロンは、エネルギーの見える化に必要なコストや手間を徹底削減する「増設型多回路モニタKM1」を新発売した。
KM1は、1ユニット複数ポイントの消費電力計測を行える多点計測電力量計。最大5台のユニットを連結でき、分電盤などに設置して2線系統で36点、3線系統で18点までを混合して計測できる。価格も普及化プライスを実現した。KM1とオンパネルタイプの電力量計KM50―Eと組み合わせて使用することで、測定した積算電力量を停止、待機、稼働の3種類に仕分けし、ムダな電流がどこに潜んでいるかを把握できる。
ユニットも幅45ミリ、奥行き90ミリとコンパクトで、5台設置でも225ミリのA4サイズの省スペースとなっている。
また、ユニット間の配線はユニット内部で行うため不要で、連結もワンタッチで簡単に行え、工具などもいらない。
ユニットへの各種設定も、USBポートにパソコン接続するだけと簡単になっており、特別なIT知識のない人でも、容易に作業を行える。
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