オータックス(横浜市港北区新羽町1215、TEL045―543―5621、富田周敬社長)は、「第23回販売代理店総会」を静岡県熱海市のアカオリゾートホテルロイヤルウイングで4月24日開催、全国の販売代理店14社から社長・幹部らが出席した。
冒頭、代理店会会長のサンワテクノス山本勢社長が、「昨年は、天災や円高、株価低迷など様々な影響を受け、経済環境も厳しく先行きが不透明な状況であったが、今年1~3月は少し明るい見通しとなってきているように感じる。このような中、オータックスさんが昨年よりスタートした中期5カ年計画『PLAN115』に取り組まれ、新しい事業展開の強化を進められている。これからも販売店とオータックスさんが一丸となって、ともに夢のある製品を世に出していきたい」とあいさつした。
続いて、代理店各社の自己紹介/近況報告の後、飯塚庄平会長から「富田社長のビジネスにおけるスピード・決断力・判断力は素晴らしい。代理店様と共に、さらなる成長を期待している」と述べた。
そのあと、富田社長が前年度ならび、今後の事業計画などについて次のように報告した。
「昨年度は様々な影響により約62億円の売り上げとなった。今年度は66億円を目標に展開していく。中期5カ年計画『PLAN115』も順調に進んでおり、15年度売上高100億円達成に向けて、代理店様とともに取り組んでいきたい。新規取り組みであるDMMS(ディベロップメント・メカニカル・マニュファクチャリング・サービス)は、顧客の要望に合わせ製品開発からアフターフォローまでワンストップで展開するサービスで、端子台から筐体、ネジまで自社で対応できるのは当社だけである。その強みをアピールし、SHE(セキュリティ・ヘルスケア・エネルギー/エンターテインメント)市場をターゲットに、これで売り上げ5億円を目標に展開していく。メーン商品であるDIPスイッチでも、代理店様にとって売り易く利益ある製品をさらにラインナップして、シェア拡大を進めていく」と決意を示した。
その後、成田広副社長から売り上げデータの説明及び新製品紹介が行われた。