2012年3月期決算が相次いで発表されているが、経営環境の急変の割には売上高、利益とも前期より改善傾向が目立っている。昨年は3月11日の東日本大震災後の需要が秋口まで高水準で推移し、その後は反動減があったもののタイ洪水の復旧需要が出ている。また、欧米の金融不安による欧州の景気後退、欧米輸出で経済成長を遂げている中国、新興国の投資鈍化の影響を各社とも受けるなど経営環境は厳しく、総じて上半期が売り上げ増加になったのに対し、第3四半期は下降、第4四半期に持ち直しつつあることが数値に裏付けられている。
3月期決算売上げ、利益とも改善傾向
- 2012年5月9日
- FA業界・企業トピックス
- タイ, 中国, 改善, 輸出
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