横河電機は、累計500万台の納入実績を持つ差圧・圧力伝送器DPharpEJAシリーズの性能・機能を刷新、6月20日に発売する。シリーズ名は継承し、価格も据え置く。
この新「DPharpEJAシリーズ」は、上位機種のDPharpEJXシリーズと同等の高速応答性と1台2役のマルチセンシング機能を標準装備している。
これまで2台必要であったタンクの液位とタンク内部の圧力測定が1台で可能になる。また、検知から電気信号の出力まで90ミリ秒を実現しており、タービンの蒸気量制御のような高速制御が必要なアプリケーションにも導入できる。
このほか(1)従来品と比べ約3割軽量化。指示計部分は約2倍に拡大し視認性を向上(2)IEC61508に準拠し、安全度水準SIL2の認証を取得―などが特徴。
販売価格は22万2000円から。