端子台最大手の東洋技研は、トランスも積極販売しており好調である。とくに昨年発売の絶縁階級が機能アップした単相複巻セパレートタイプの標準変圧器「TRH―Sシリーズ」(変圧比5モデル73品番)は高品質・信頼性の特徴に加え、標準在庫により即納体制を整えており、好評である。TRH―Sシリーズは、絶縁階級の機能アップ、トランス本体接地端子の標準装備、静電シールド標準装備など安全性を高めている。
このほかにも(1)堅牢な端子台構造により強度をアップ(2)端子間の側壁を高くし安全性を向上(3)振動にも外れないC型カバー付きを用意(4)端子台の材質は耐油、耐熱、耐薬品性に優れたPBT樹脂(UL94V―0)を採用(5)端子台の位置をコア中心部に寄せたことにより、ドライバーをまっすぐに立ててトランスを取り付けでき作業の効率が高まる。
容量は30VA~5kVAまで17種類を揃えている。絶縁階級は30VA~2・5kVAがB種絶縁、3kVA~5kVAがF種絶縁である。
(http://www.togi.co.jp)