TEP新理事長に堀内氏「組合を活性化の場に」

東京都電機卸商業協同組合(TEP、廣瀬芳重理事長)は、11日開催した第63回通常総会で、2004年から8年間理事長を務めてきた廣瀬氏の後任に、副理事長の大和無線電機堀内覚社長を第8代の理事長に選出した。(関連記事2面)

堀内新理事長は、TEPの理事や委員会の委員長などを長く歴任した後、副理事長として廣瀬理事長を補佐してきた。

総会後の永年勤続表彰式で就任のあいさつをした堀内新理事長は、次の通り抱負を述べた。

「TEPがスタートしたのは1949年6月でちょうど私の生まれた年であり、以来63年間活動が継続されてきた。現在137社が加入して経営を続けられ、雇用確保などで各社の社長が身を削って取り組んでおられるのは心強いことである。昨年はサプライチェーンの問題が起こったが、秋葉原のサプライチェーンは何十万個でも届けるという日本のものづくりを支え、昨年のような状況の中で改めて評価を高めた。IT時代でもフェイス・トゥ・フェイスのきめ細かな対応をしていくことで、重要性が出てくる。クイズの問題に答えを出すように、中小流通社長のノウハウを共有しながら強みを発揮し、自信を持って新しい展開をしてもらいたい。ぜひ開かれた組合活動を通じて、実務研修、活性化の場としてもらいたい。能力不足であるが、皆さんの力をお借りしながら職務をまっとうしたい」。

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