アズビル(旧山武)の2012年3月期連結決算は、売上高2234億9900万円で前期比2・0%増、営業利益143億4800万円で同3・7%減、経常利益145億9600万円で同2・0%減、当期純利益85億1800万円で同7・5%増となった。
事業別売上高は、アドバンスオートメーション(AA)事業が、841億3300万円で同3・9%増、ビルシステム(BA)事業が1038億9500万円で同1・7%増、ライフオートメーション(LA)事業が325億4300万円で同0・2%減、その他が49億900万円で同4・2%減。
制御機器及び産業システムのAA事業は、上期に半導体製造装置などで復興需要がみられ国内需要は拡大したが、その後設備投資が伸び悩んだ。現場型計器は、製品やシステム製品はエネルギーや高機能素材などの市場で伸長した。
営業利益は、40億600万円で23・9%増加した。
13年3月期は、売上高2300億円(同2・9%増)、営業利益150億円(同4・5%増)、経常利益148億円(1・4%増)、当期純利益90億円(同5・6%減)を見込んでいる。このうち、AA事業は、売上高920億円(同9・4%増)、営業利益50億円(同24・8%増)を見込んでいる。